Vol.1の「茶碗蒸し」に続いて、本稿では、世界で一番シンプルな料理の作り方を紹介します。「湯豆腐」を食べたことがないベトナム人はいないでしょう。実は、日本料理にも湯豆腐があります。高級なイメージの日本料理に、こんなにシンプルで地味な料理があるなんて!びっくりですね。でも、日本の京都には湯豆腐の専門店があって、お値段はコースで8,000円くらいするお店もあります。これまたびっくりですね!

さて、日本の湯豆腐は、ベトナムの湯豆腐とは作り方も味も違います。ぜひご自分の家庭で日本風の「湯豆腐」を作って、家族のみなさんと味わってみてください。ベトナム人は夏によく「湯豆腐」を食べますが、寒い冬に、ヘルシーで温かくて、すぐに作れるものを食べたいなら、日本風の「湯豆腐」が一番です。

湯豆腐のレシピ

*材料(4人分)

・豆腐:4丁
・水:1.5リットルほど
・昆布:10センチぐらいを2枚
(→購入できるサイト:https://sakukostore.com.vn/thuc-pham/nong-lam-hai-san/hai-san-kho/tao-be-kho-kombu-50g
・干ししいたけ:2個
・その他きのこ類:お好みで。しいたけなら4個くらい
・塩:一つまみ

(ソース ※一人分)
・醤油:大さじ1(A)
・ライムジュース:2滴(A)
・しょうが汁:2滴(A)
・こねぎ:2本

作り方

(1) ダシを準備する

鍋に水、昆布、干ししいたけを入れ、3時間~一晩おきます。夏は冷蔵庫に入れてもよいです。

(2) ソースを作る

材料の(A)を混ぜ、こねぎを刻んで入れます。

(3) (1)に豆腐と塩を一つまみ入れ、中火にかける

塩を一つまみ入れると、材料に味がしみやすくなります。

(4) 湧いてきたら、ダシを取り出す

沸騰する前に昆布と干ししいたけを取り出します。沸騰させると、ダシの材料から雑味やあくが出るので、沸騰させません。

(5) きのこを入れて煮る

沸騰させないようにしながら煮ます。あくが出たらすくいとりましょう。

(6) きのこに火が通ったら鍋を火からおろす

鍋ごと食卓に運びましょう。そして、鍋の中のスープを大さじ1杯分、ソースに入れます。

※ベトナム人は、ソース用の茶碗が一つしかないため、家族の全員でそれをつけて食べます。日本では、人数分のソース用の茶碗が用意されます。今回はぜひ日本人風の食べ方をしてみましょう。

ゆでたばかりの豆腐を出して、お召し上がりください♡
(4)で取り出した干ししいたけは、刻んで豆腐と一緒にいただいてもおいしいですよ!

湯豆腐はシンプルでありながら、日本料理の繊細な味を味わえる代表的な料理の一つです。
この料理は多くのレストランのメニューに載っています。日本に来る機会があったら、ぜひ本場の味も味わってみてください!

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