インタビュー企画概要

日本を代表するグローバルブランドである「無印良品」。同ブランドを展開する株式会社良品計画(以下、良品計画)は、2021年8月現在、世界32の国・地域で店舗を展開し[1]、2012年から海外大卒の外国籍の新卒社員の採用活動を実施しました[2]。その推進の背景には、良品計画グループの、「世界中で働く従業員一人一人の違いを個性として尊重し、働く仲間の永続的な幸せを第一の目標」[3]とする多様性の尊重がありました。

このたび、LIGHTBOATでは、縁あって「日本で働き、日本で楽しむ」を体現されている、良品計画の外国人社員の方にお話を伺う機会をいただきました。そこには、形式から入るのではなく、本人とのコミュニケーションと試行錯誤を繰り返しながら、いわば積み上げ式で、等身大かつ実効性のある環境構築を進めてきた同社の姿勢と、それがあってこその現状の成果、そして今後の課題を見て取ることができました。

独自のこだわりと思いを持ってグローバル採用を推進してきた良品計画の体制作りや考え方は、外国人材を雇用している、あるいはそれを検討している多くの日本企業にとって、大いに参考になるでしょう。

また、それぞれの強みを生かしてキャリアを築き、無印良品を本国である日本から支える皆さんの軌跡や体験談は、日本で働きたいと考えている外国人の方にとって、貴重なサンプルになるに違いありません。

良品計画の外国人従業員インタビュー企画・第一弾、ぜひご一読ください。

ゲスト:古さんのプロフィール

名前古 卓軒(グー チュクヒン)
出身香港
卒業大学(卒業年)香港大学(2013年) 法政大学ビジネススクール(2021年)
株式会社良品計画 入社年2013年
在日年数8年半(4~6年目はオーストラリアに駐在)
現在の部署経営企画部

はじめに

もともと海外で働きたいと思っていた古さんは、大学の廊下で偶然見掛けた採用ポスターをきっかけに、良品計画の採用に応募。入社後は、店舗、海外事業部、MUJI RETAIL(AUSTRALIA)PTY LTD[4]、現在の経営企画部と、キャリアを重ねてきました。それぞれの職場で活躍されたストーリーからは、いつも周りとのコミュニケーションを大切にする古さんの姿がうかがえます。そんな古さんの来日後のヒストリー、そして、外国人が日本で楽しく働き、暮らすには、本人や周りにどんな姿勢が必要なのかについて、お話を伺いました。

「英語を使ったら負けだ」と日本語に食らいついた1年目

―古さんは来日前から日本語を勉強されていたのですか?

学び始めたのは、入社が決まってからです。香港大学を卒業した2013年7月から入社する10月までの間、会社が手配した香港の日本語学校に毎日通っていました。3カ月の勉強が終わった時点で、N4にいかないくらいの日本語レベルでしたね。

その年のグローバル採用の同期は、自分も含めて10名でした。入社後6週間は、その4月に日本人の新入社員が受けたのと同じ研修を、日本語で受けました。最初の配属先は店舗と決まっているので、研修内容は、お客様の対応やビジネスマナーなどが中心。みんなまだ日本語を勉強中だったので、電子辞書を机に置きながら研修を受け、意味が完全には分からなくても、とにかくまずはフレーズを覚える、という感じでした。

―会社からはどんなサポートがありましたか?

会社と契約したエージェントが、家選びや、口座開設などのサポートをしてくれました。とはいえ、全てをやってくれるわけではなく、電気やガスの契約などは自分でやっていました。一番苦労したのはインターネット回線です。契約にオプション項目が多いので、日本語で違いを調べるのが大変でした。それから、最初のうちは電話で話すのにすごいハードルがあって、家具の配送日を決めるだけでも、聞く・話す、がうまくいかず、時間がかかったことを覚えています。

私が入社した頃は、外国人の新卒採用の実績がまだ少なくて、会社も試行錯誤だったと思います。最近入社した新卒社員ですと、来日してからも日本語学校に通っていたり、先輩からいろいろ教えてもらえたりと、状況が変わってきているようです。

私が配属された店舗では、80人くらいのスタッフの中で、外国人は私だけでした。店長は、とても優しい方で、日本語がよく分からない私とコミュニケーションを取るために、いろいろ工夫をしてくれました。例えば、朝礼後には、「朝礼ではこういう話をしたけど、どう思う?」という確認の時間を、一対一で取ってくれました。限られた時間の中で、しかも私一人だけが話を理解できない。他の人にとっては問題がないのに、全体の進行を止めて質問をするのは難しいです。ですから、この配慮はとてもありがたかったです。

―店舗での実務に際しては、トレーナーが付きましたか?

いつも副店長と一緒のシフトを組んでくれました。仕事が終わったら、副店長と一日の振り返りをして、毎回フィードバックをもらいました。他にも、商品を覚えるために、その日の売れ筋商品をデータから紙に書き写すという課題をもらい、これは半年間、毎日行っていました。

周りのスタッフも、日々の会話の中で、「こういう言い方がいいですよ」と直してくれることが多かったです。来日後は日本語学校に通わなかったので、実用的な日本語は、ほとんど店舗で学びました。

店長は、受け入れの1、2カ月前から外部講師による研修を受けたと聞いています。私も違う代の入社前に、店長向けの研修に参加したことがあります。会社組織やコミュニケーションなどに対する考え方の違いなど、多文化理解について学ぶ内容でした。こうした研修内容を持ち帰り、店舗全体で私のために受け入れ態勢を整えてくれたことを、とても感謝しています。

―日本語があまり話せない状態で店舗で働くというのは、ご苦労が多かったのではないでしょうか?

思っていることや、やりたいことをうまく説明できないことはつらかったですね。私は元々英語ができますが、「英語を話したら負けだ」と思っていました。業務以外でも、とにかく日本語を話さないといけないと思って、休憩中でも皆さんと会話をするようにしていました。

そのかいもあって、2年目には、売り場の部門も担当し、朝礼でスタッフに話をするようになりました。スタッフとのコミュニケーションも増え、同じゴールに向かって業務に取り組めていたと思います。他の店舗の応援や、新店オープン前の支援も担当しましたね。実際、2年で日本語能力試験のN1に合格できました。

外国人社員であることの強みを意識するように

―古さんの日本語力は、店舗で磨かれたんですね。店舗の後は、どういった配属になったのでしょうか?

本部の海外事業部に配属になりました。環境はガラッと変わり、いきなり社長の隣に座って仕事をするようになって、緊張もしましたが、若手である私の意見もちゃんと言える環境でした。

当時、海外事業部は日本人のメンバーが多かったですが、全員の目線が世界に向いていて、その中で、自分の外国人としての視点に価値があると感じました。日本語という壁を乗り越え、今度は、自分が外国人で良かったと思うようになったんです。

業務は、海外店舗のオペレーションに関する営業サポートが中心でした。海外のスタッフの来日研修に参加することもあり、その時は、良品計画のやりたいことを海外スタッフに理解してもらうために、中国語、英語、日本語で通訳を行いました。

―その後、オーストラリアに駐在されたと聞きました。そこでもまた違ったお仕事をされたのでしょうか?

私が駐在になった2016年当時、オーストラリアでの出店は3店舗。会社規模もオフィスもまだ小さく、私は、会計、経理、人事、総務、ITの全てを担当していました。

良品計画本社からオーストラリア本社に派遣されたのは社長と私の2名で、他の従業員は全員現地採用でした。現地採用スタッフのうち、日本人の割合は半分でしたが、オフィスのあったメルボルンは元々多国籍な都市なので、スタッフの国籍や民族もいろいろでした。

―日本の店舗とは雰囲気が違いましたか?

そうですね、環境も、スタッフの動きも違います。

日本は小売のサービスレベルが高いですよね。お客さんはそれを当たり前に求めているし、スタッフ自身もそういうサービスや教育を受けてきている。

でもオーストラリアだと、お客さんがそこまで求めていなかったりするんです。例えば、スタッフからたくさん挨拶のお声掛けされるより、もうちょっとリラックスできる買い物環境を作るのが大事。スタッフも、自分が受けたことのない日本的な接客サービスをやってみてと言われても、感覚は分からないんですよね。

オーストラリアの勤務を通じて、現地の文化や環境にマッチした店舗運営が大切だということを学びました。

―オーストラリアでの勤務経験は、その後のキャリアにどう生きましたか?

オーストラリアでバックオフィス業務全般を担当したことは大きかったですね。オーストラリアでの勤務は2年半ほどで、2019年の1月に日本に戻って現在の経営企画部に来たのですが、いろいろ勉強してなければならないと思い、自費で法政大学に通って、2021年にMBA修士号を取得しました。入学に当たっては、当時の部長に推薦状を書いていただきました。

経営企画部では、財務レポートや中長期計画の策定などに携わっています。同時に、そうした業務を通じ、他部署や海外の子会社、それぞれのやりたいことを支えていく役目があります。

オーストラリア店舗のオープンイベントでの一枚。 後ろにあるのはオーストラリア限定のタスマニアデビルTシャツ。
スタッフのみなさんと。
オフの一枚。カンガルーと自撮り

「大丈夫です」は敬遠ワード。乗り越えた先にインクルージョンがある

―店舗、本部、オーストラリアと、様々な場所でのご経験を経た今、良品計画のダイバーシティをどうお考えですか?

日本で勤務した店舗は、スタッフもお客さんも100%日本人だったので、ダイバーシティという感覚はありませんでした。ただ、外国籍である自分を受け入れコミュニケーションを取ってくれたのは、まさにインクルージョンだったと思います。

オーストラリアから良品計画に戻って会社全体を見たとき、ダイバーシティの実現は簡単ではないと感じました。すでに固まった制度やルールがたくさんある中で、一朝一夕にはイノベーションは起こせません。ただ、私が経営企画部にいる3年間だけでも、変化は起こってきていると感じています。

2021年12月から、社内に有志でダイバーシティ委員会が発足しました。良品計画では以前から会社として「多様性の尊重」をうたっていますが、今回はあえて社内で有志を募り、問題意識を共有し合って、課題は何か、どんな風に会社を変えていくと良いか、それを良品計画のブランドにどう反映させていけるか、といったことを考えていきます。日本、中国、ミャンマー、ベトナムなど、さまざまな国籍の方が参加しています。

まだ始まったばかりですが、私も、自分の部門でダイバーシティに関して何が起きているか、何をしているかを共有し合って、その上でできることについてディスカッションしながら、進めていきたいですね。

また、経営企画という視点から言うと、無印良品のコンセプトと、現地で目指すダイバーシティとを融合し、うまく伝えるまではまだまだ努力が必要だと思っています。無印良品のシンプルさを追求するコンセプトには「禅」の考え方があるのですが、海外に発信した時、「日本発のシンプルなブランド」という理解で止まってしまうことがあります。

オーストラリアで経験したように、それぞれの場所に適した店舗運営をしながら、無印良品というブランドの本質を世界の各地域の店舗でより理解してもらい、広めていくことが、ブランドとして重要だと思っています。

―日本はこれからさらにたくさんの外国人を社会に迎え入れることになります。外国人と日本人、双方に向けて、古さんが伝えたいことはありますか?

まず、「旅行と住むのは違う」ということですね。旅行に来た人は、その土地の良いところばかり見るものだと思います。日本人は優しいとか、食べ物がおいしいとか。でも実際に住んでみると、日本には、見えないものも含めて、ルールがたくさんあることが分かります。しかもそれが地域によって若干違ったりします(苦笑)。

例えば、日本に住み始めた当初、ごみ捨ての方法を間違えたことがありました。その時は、しばらくしてから、近所の方が教えてくれました。指摘してもらえることは多くないので、そうやって話し掛けてもらえるのはうれしかったです。

多くの人が、「大丈夫です」と言います。でも、実は全然大丈夫じゃなかったりしますよね(笑)。最初はその言葉のニュアンスも分かりませんでした。がんばって話しても、「大丈夫です」で終わってしまうのは、とても悲しかった。

日本人は、ぜひ、一歩踏み出して、周りの外国人の方にコミュニケーションを取ってほしいと思います。

外国人の方には、ぜひ日本の社会を理解する姿勢を持っていただきたいです。分からないことがあった時、すぐ拒絶するのではなく、その背景を知ろうとする努力をしましょう。その姿勢が、受け入れてもらう側として大事だと思います。

同じ国籍の友人と集まるのも良いけれど、自分の周りの問題がそれで全て解決できるかというと、違うと思うんですね。日本に住むことにしたのなら、日本人ともコミュニケーションを取って、アドバイスをもらうことが必要だと思います。

また、日本・海外に関わらず、国籍でラベリングしないことが望ましいと思っています。人それぞれに個性があるので、「〇〇人だからこう」という便利な言い方をやめて、偏見のないコミュニケーションをしていきたいです。

―古さんご自身、そうした壁を乗り越えながらキャリアを築いてこられたのですね。古さんのキャリアのこれまでとこれからについて、教えていただけますか。

良品計画では、グローバル採用だからこのキャリアを進む、という決まりはありません。キャリアの築き方は日本人の社員と全く同じです。私も、入社時点で進む道を明確に決めていたわけではなく、いろいろなところで働きながら、方向性を決めてきました。ただ、やりたいことはやりたいと、はっきり表明してきました。現在の部署に来たのも自分の希望です。この8年、そのように希望を出しながら、思い描いたとおりに自分のキャリアを進んできたと思います。

昨年、日本の永住権を取得しました。今一番やりたいことは、猫を飼うことですね(笑)。猫が大好きなんです。家族を持って、猫を飼って、より楽しく日本で暮らしていきたいです。

また、日本に来た外国人のサポートをしていきたいです。無印良品の商品やサービスを通じて、また私個人としても、積極的に行っていきたいと思います。日本に住んで長くなりましたので、自分が経験したことを、これから日本に来る世代に伝えて、役に立っていきたいです。

―最後に、日本の好きなところを教えてください。

建物が好きです。日本の街は美しいです。変わった視点かもしれませんが、都心でも地方でも、建物の縦横の設計に美意識を感じます。建築物が描くスカイライン[5]を見ているだけで、楽しいですね。

―今日は、どうもありがとうございました。

おわりに

昨今、ダイバーシティ&インクルージョンはセットで使われることが多くなりました。しかし、今回の古さんのお話は、ダイバーシティがない職場にもインクルージョンをつくれることを示しています。

内閣府は、「年次経済財政報告」(2019年7月公表)で、「人材の多様性が増加したにもかかわらず、多様な人材の活躍に向けた取組を行っていない企業と、同じ企業属性を持つが多様性が増加していない企業とを比較し」[6]た結果、多様性は増したが取り組みを行わなかった企業の方が、TFP[7]成長率が低くなったことを発表しています[8]

日本はまだ、古さんの駐在先だったオーストラリア・メルボルンのように、国籍上のダイバーシティがすでに実現されている土地ではありません。そのような環境下で、日本企業が先にダイバーシティだけを推進しても、思うような効果は得られない可能性があります。

故に、ダイバーシティ&インクルージョンをセットで行う必要があるのです。日本の場合、ダイバーシティを実現する準備段階として、インクルージョンを意識的に育てることが必要でしょう。これは企業にとどまらず、各地域、ひいては日本の社会全体に当てはまることと言えます。

日本で外国人材のインクルージョンを考える時、柱として必要なのは日本語教育です。古さんは、努力をして2年間でN1に合格しましたが、来日時点では日本語があまり話せない状態だったので、生活と仕事を安定化させるまでに大変な苦労をされました。

株式会社ディスコの日本企業への調査(2021年12月実施)によると、企業が外国人留学生を採用する場合、内定時にビジネス上級レベル[9]以上の日本語力を求める割合が44.8%なのに対し、入社後は74.7%と数字が大幅に増加しています[10]

また、高度外国人材[11]の採用課題で最も多かったのは「求める日本語コミュニケーション能力を有する人材が少ない」(42.3%)、入社後の課題では「社内での日本語コミュニケーション能力の不足」(40.9%)が1位でした[12]。これらの結果から、どの企業も、外国人材とのコミュニケーションに苦労していることが分かります。

良品計画では、今ではグローバル採用の社員が入社後も日本語学校に通えるよう、仕組みが整えられているそうです。日本人社員への研修や受け入れ態勢作りはもちろん大切ですが、外国人への日本語教育支援、「やさしい日本語」[13]の活用など、企業として多角的な取り組みが求められます。状況に満足せず、トライアンドエラーを繰り返しながら、一つずつ課題を克服していく姿勢は、確実に改善につながっていくでしょう。

なお、日本語が流暢に話せるからといって、入社後の配慮が必要ないわけではありません。古さんは、同じグローバル採用の後輩に対して、日本語が話せるので問題がないと思わず、心の準備も含め、日本での生活に慣れるためのサポートや、日本語の細かいニュアンスについての説明などを心掛けているとのことでした。

LIGHTBOATもこうした活動の支援をしたいと考えています。具体的には、日本語学習や、日本での就業や生活の役に立つeラーニング教材の充実を図り、日本企業や社会におけるインクルージョンの構築に貢献してまいります。


[1] 株式会社良品計画「数字で見る良品計画」, 2021年8月公表,https://ryohin-keikaku.jp/corporate/about.html(閲覧日:2022年4月5日)
[2] 株式会社良品計画「サステナビリティ 働く仲間の尊重」,https://ryohin-keikaku.jp/sustainability/co-worker/diversity/(閲覧日:2022年4月5日)
[3] 同上
[4] 株式会社良品計画の子会社で、オーストラリアにおける無印良品事業の展開を行う。2013年3月21日設立。
[5] 空を背景に、建物などが地平線に沿って描く輪郭線。
[6] 内閣府「令和元年度 年次経済財政報告」,2021年7月公表, https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je19/index_pdf.html(閲覧日:2022年4月8日)
[7] 全要素生産性(Total Factor Productivity)。労働や資産、技術革新など全ての要素を考慮した生産性指標。
[8] 6に同じ。
[9] 調査では、「ビジネス上級レベル」を「幅広いビジネス場面で日本語による適切なコミュニケーション能力がある」と定義しています。
[10] 株式会社ディスコ「外国人留学生/高度外国人材の採用に関する調査」,2021年12月調査,https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/2021kigyou-global-report.pdf(閲覧日:2022年4月7日)なお、数字は文系学生のものを引用。
[11] 高度な技術や知識をもつ外国人材のこと。日本貿易振興機構(ジェトロ)では、大学などを卒業し、技術・知識を生かした職業に従事しており、「技術・人文知識・国際業務」などの在留資格をもつ人材としています。なお、株式会社ディスコの調査では、高度外国人材を大学卒以上と定義しています。日本貿易振興機構「高度外国人材とは」,https://www.jetro.go.jp/hrportal/forcompanies/about.html(閲覧日:2022年4月19日)
[12] 10に同じ。
[13] 文構造が簡単で、漢字に振り仮名が振られているなど、分かりやすい日本語。日本語を母語としない方に、正しく適切に情報を届けるために使われます。やさしい日本語ツーリズム研究会代表の吉開章氏は、「やさしい日本語」の基礎として、ハサミの法則「はっきり言う、さいごまで言う、みじかく言う」を提唱しています(吉開章『入門・やさしい日本語-外国人と日本語で話そう-』,アスク出版,2020年)。