2月14日はバレンタインデー。大切な人に思いを伝える日として、世界中で親しまれているイベントですよね。

LIGHTBOATではバレンタイン特集として、2回に分けて日本のバレンタインをご紹介しています。vol.1の前回は、「日本のバレンタイン文化」の基礎知識について解説しました。

vol.2の今回は、相手別に見るチョコレートの予算、そしていろいろなバレンタインの楽しみ方についてご紹介します!

日本のバレンタイン【vol.1】主役はチョコレート!?日本独自のバレンタイン文化

目次1. 日本のバレンタインは「男女逆」「チョコレート」がキーワード!2. 日本のバレンタインは、どうして現在の形になった?3. 恋人?友達?贈る相手によって変わるチョコレートの呼び方4. まとめ 2月14日はバレンタインデー。大切な人に思いを伝える

1. 【相手別】バレンタインチョコレートの予算はどのぐらい?


前回の記事で、日本人は恋人だけでなく、家族や友人、会社の上司など、いろいろな人にバレンタインチョコレートを贈るということをご紹介しました。

たくさんの人にチョコレートを贈るとなると、その分お金もかかります。日本では恋人、友人、上司などに、それぞれいくらぐらいのチョコレートを贈っているのでしょうか。

日本インフォメーション株式会社が2022年に行った調査を、参考に見てみましょう。


バレンタインチョコレートの平均予算・個数

名前1個当たりの平均予算渡す個数の平均
本命チョコ[1](ほんめいちょこ)2,565円1.1個
義理チョコ (ぎりちょこ)829円4.7個
友チョコ (ともちょこ)708円  6.1個
家族チョコ (かぞくちょこ)1,198円  2.4個
自分チョコ (じぶんちょこ)1,971円1.0個
日本インフォメーション株式会社「令和のバレンタイン事情2022 ~女性たちのホンネ~」を基にライトワークスにて作成,https://www.n-info.co.jp/report/0029(閲覧日:2023/1/24)


こちらの調査結果では、義理チョコや友チョコは1つ700~800円程度、家族チョコや本命チョコは1,000~2,500円程度と、相手によって予算を変えていることが分かります。

また、本命チョコの次に自分チョコの予算が高いことから、「バレンタインには、自分もおいしいチョコレートを食べて楽しみたい」と考える人が多いことが分かりますね。

日本には「ホワイトデー」という、バレンタインのお返しをするイベントがあります。そのため、あまり高価なチョコレートを渡すと「お返しも高価なものを用意しなければ…」と、相手に気を使わせてしまいます

相手との関係に合わせて、気を使わない程度に予算を設定すれば、気楽にバレンタインを楽しめるでしょう。

[1] チョコとは、チョコレートの略称

2. 日本流、いろいろなバレンタインの楽しみ方

日本のバレンタインは「チョコレート祭り」と言ってもいいほど、さまざまなチョコレートが楽しめる時期です。あなたもせっかくなら、日本流のバレンタインを楽しんでみませんか?例えば、こんな方法がおすすめです。

人気ブランドのチョコレートを買う


デパートや専門店に売られている、ちょっと高級なブランドチョコレート。年に一度のバレンタインに、とびきりおいしいチョコレートを味わってみませんか?

味はもちろん、おしゃれなバレンタイン限定パッケージを目当てに購入するのもおすすめです。友達と一緒にいくつかの種類を買って、食べ比べをするのもいいですね!

バレンタイン限定メニューを味わう


チョコレートを使ったスイーツも魅力的ですよね。バレンタインの時期には、多くの飲食店でバレンタイン限定メニューが登場します。

カフェやレストランでデザートを食べてもいいですし、さまざまな種類が食べ比べできるデザートビュッフェもおすすめです。また、コンビニや洋菓子店にも、バレンタイン限定のスイーツがたくさん登場します。

この時ばかりはカロリーのことを忘れて、おいしいものをたっぷり楽しみましょう!

ホームパーティーでチョコレートを楽しむ

友達や恋人と一緒に、チョコレートを楽しむホームパーティーを開くのもおすすめです。

いろいろなチョコレートを持ち寄って食べ比べをしたり、果物やマシュマロを用意してチョコフォンデュをしたり、チョコレートを使ったスイーツを手作りしたり…。テーブルコーディネートやお部屋の飾り付けにもこだわれば、さらに盛り上がりますよ!

「チョコフォンデュ」は、バレンタインにもぴったり

気になる人がいるけど、チョコを渡す勇気がない…という人は、ホームパーティーを企画して、「今度みんなでバレンタインのパーティーをするから来ない?」と誘ってみるのもいいかもしれません。バレンタインをきっかけに、相手との距離がぐっと縮まるかも!

3. まとめ

今回は、「チョコレートにかける予算」「いろいろなバレンタインの楽しみ方」についてご紹介しました。

日本人がチョコレートにかける金額は、決して少なくはありません。しかし、人にあげるだけではなく自分用にも買う、限定メニューを味わうなど、多くの人がバレンタインを楽しんでいます。

あなたも日本に来たら、ぜひバレンタインとおいしいチョコレートを楽しんでみてください!

また、今回の記事に登場した「ホワイトデー」については、後日別の記事でご紹介します。LIGHTBOATのFacebookをフォローして、ぜひ、次の更新もチェックしてくださいね。

参考)

日本インフォメーション株式会社「令和のバレンタイン事情2022 ~女性たちのホンネ~」,https://www.n-info.co.jp/report/0029(閲覧日:2023年1月24日)

株式会社カーリン「バレンタインスイーツ特集<2023年>“たっぷりチョコ”クッキー&ケーキ、濃厚チョコドリンクも」,『ファッションプレス』,2023年1月24日,https://www.fashion-press.net/news/98077(閲覧日:2023年1月27日)

株式会社カーリン「バレンタイン限定アフタヌーンティー&ビュッフェ【2023】東京ほか全国の人気ホテルなど」,『ファッションプレス』,2023年1月25日,https://www.fashion-press.net/news/81480(閲覧日:2023年1月27日)

株式会社高島屋「バレンタインパーティーで、盛りあがろう!」,『高島屋オンラインストア』,2022年12月14日,https://www.takashimaya.co.jp/shopping/gift/story/A15970/606403/(閲覧日:2023年1月27日)