皆さん、こんにちは!LIGHTBOAT編集部のナムです。ライトワークスで、日本で働きたい外国人のための就職のお手伝いをしています。

今回の記事では、就職活動を有利に進めて、希望の企業から採用されるためには、どのようなポイントに気を付ければ良いかをご紹介します。

今、日本企業はどのような人材・能力を留学生に求めているのでしょうか。

他にも、就職活動に必要な知識やビジネスマナー・日本語を無料で学習できる方法も併せてご紹介します。ぜひ、これからの就職活動にお役立てください!

1. 外国人留学生が採用されるには?まずはコミュニケーション力を高めよう!

企業が留学生を採用する際、留学生に求めていることは何でしょうか。調査によると、文系は1位がコミュニケーション能力で55.8%、2位は日本語力で49.6%、3位は協調性で28.3%です。理系は、1位はコミュニケーション能力と日本語力が同率で48.6%、3位は専門知識で38.7%でした。

このことから、約半数の企業が留学生に日本語能力を含めたビジネスの現場に対応できるコミュニケーション能力を求めていることがわかります。

スムーズなコミュニケーションには、ビジネスマナーや、日本語力も必要です。

就職活動シーズン本番までに、あいさつや身だしなみをはじめ、ビジネスの場で用いるマナーや日本語をおさらいしておくと、採用にも有利に働くといえそうです。

2. 留学生が採用をつかむために気を付けるポイント2点

港さん、留学生が採用されるためには、どんなことに気を付けなくてはいけないのでしょうか

そもそも日本の就職活動は、大学4年の夏が本番!他社に良い人材を取られないように、前倒ししてインターンシップや採用活動を行う企業もあるのよ。1つ目のポイントは、在学中から早めに就職活動の準備を始めること

日本企業の採用方法は、大学卒業後、すぐに就職する新卒採用が一般的です。この新卒採用で入社するには、学生時代から就職活動を行い、採用試験を受ける必要があります。現在、採用試験は大学4年生の夏前から始まっている企業が主流です。

2025年3月に卒業する学生の採用選考から、企業がインターンシップで得た学生の情報を選考で利用することが認められました。

これを受けて、インターンシップからの直結採用を行う企業も今後増えることが予測されます。

卒業論文を提出した後、就職活動を始めようと思っている留学生もたくさんいると思います。しかし、その時期に始めるのでは遅いでしょう。就職活動のスケジュールに間に合わない、良い企業に入れない、ということが考えられます。

より早い段階から本格的な就職活動に向けて準備を行うことが、日本の就職活動では肝要です。

2つ目のポイントは、留学生にとって大切な就労ビザの確認だよ!

大学などの教育機関に在籍し、卒業後に就職する留学生は、出入国在留管理庁に在留資格変更許可申請を行って、留学から就労資格へ変更する必要があります

企業から内定をもらった場合、在学中に手続きが必要です。内定後、まず、12月から翌年3月頃に在留資格変更許可申請を行います。このとき、在留資格変更許可申請書、日本での活動内容に応じた資料、卒業見込み証明書が必要です。

3月末から4月にかけて、就労資格への変更が許可された場合は、卒業証明書を提出します。 もし、卒業後に引き続き日本に残って就職活動を行う場合も、就職活動を継続するための在留資格に変更する必要があります。卒業時点で日本企業への就職が決まっているかどうかによって、在留資格が異なります。図1と図2をご参照ください。

3. 採用されるために見る必須コンテンツ

企業から採用されるためには、在学中から早めの準備が大切ってことね

なるほど。日本語力や就職活動について学べる何か良い対策ツールがあると便利ですね

『LIGHTBOAT』なら、会員登録をすればeラーニングで就職活動に必要なことが一気に学べるわよ。しかも無料!

LIGHTBOATは、日本で働きたい外国人のためのウェブサイトです。日本を心から楽しみ、充実した生活を送れるように、「知る」と「学ぶ」と「働く」をサポートする情報が豊富です。

LIGHTBOATのeラーニングは、会員登録をすれば無料で受講することができます。日本語学習のコンテンツだけでなく、日本の就職活動の特徴や、大学3・4年生で準備しておきたいことなど、就職活動の心構えや予備知識もたくさん学ぶことができます。

LIGHTBOAT会員登録はこちらです。

また、外国人留学生にも分かりやすいように、やさしい日本語やベトナム語にも対応しています。

なるほど。LIGHTBOATの日本語学習のコンテンツや日本の就職活動に関する知識を身に付けて、面接などの採用活動でアピールできるかもしれませんね

他にも、就職活動に役立つ情報や日本のカルチャーについて楽しく学べるブログも掲載してるから、知識も増えるし、ぜひ活用してほしいです

4. まとめ

企業は留学生に日本語能力を含めたビジネスの現場に対応できるコミュニケーション能力を求めています。

日本の採用試験は、大学4年生の夏から本格的にスタートしますが、企業がインターンシップで得た学生の情報を選考で利用することが認められたため、より早い段階から本格的な就職活動に向けて準備を行うことが必要です。

また、卒業後に就職する留学生は、出入国在留管理庁に在留資格変更許可申請を行って、留学から就労資格へ変更しなければいけません。卒業後、スムーズに働くためにも、内定をもらったら在学中から手続きを進めておきましょう。   

LIGHTBOATには、留学生の就職活動をサポートする情報が満載です。また、外国人留学生に向けて、易しい日本語や英語、中国語、ベトナム語にも対応しています。

いかがだったでしょうか。皆さんも、早め早めの就職活動対策をして、日本企業への採用が決まりますように。応援しています!

参考)

出入国在留管理庁「留学生の就労に係る主なフロー」,https://www.moj.go.jp/isa/content/001353744.pdf(閲覧日:2023年2月2日)

DISCO「外国人留学生/高度外国人材の採用に関する調査」,https://www.disc.co.jp/wp/wp-content/uploads/2023/01/2022_kigyou-global-report.pdf(閲覧日:2023年2月9日)

出入国在留管理庁「日本での就職をご希望の留学生の方へ(留学生が就職する際の在留資格に関する手続案内)」,https://www.moj.go.jp/isa/10_00012.html(閲覧日:2023年1月30日)

みんなの採用部「新卒採用のスケジュール策定のポイント|時期に合わせた準備内容をご紹介」,2022年11月9日,https://www.neo-career.co.jp/humanresource/knowhow/a-contents-newgrad-shinsotsus-saiyo-schedule-191125/(閲覧日:2023年2月2日)
LIGHTBOAT「eラーニングについて」,https://lightboat.lightworks.co.jp/e-learning (閲覧日:2023年1月30日 )